【知らないと失敗する!?】クリニック専用自動精算機の連携方法とメリット・デメリット

自動精算機 2023.06.13

自動精算機・セルフレジの導入を検討されている医院様から「〇〇という電子カルテ・レセコンを使っているけど、連携は可能ですか？」や、「連携方法の種類について教えてほしい」といったような、質問やお問い合わせをたくさんいただきます。

自動精算機・セルフレジとの連携には複数の種類があり、連携方法によってメリット・デメリットがあります。
そして、データ連携方法やその種類について正しく理解していない中、自動精算機・セルフレジを導入したことで「期待していた成果を得ることができなかった」という声も聞きます。

そこで今回は、自動精算機・セルフレジと電子カルテ・レセコンの連携方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

自動精算機・セルフレジとの連携について

電子カルテ・レセコンとの連携は、会計業務を効率化させるために重要なポイントです。
導入している電子カルテやレセコンによって、各メーカーの自動精算機・セルフレジとの連携可否が分かれます。
また連携可否だけでなく、どのような方式で連携するかをチェックすることも重要です。

電子カルテ・レセコンと自動精算機・セルフレジの主な連携方法は2つです。
①データ連携
②バーコード連携

それぞれの連携方法の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

データ連携とは

まず、1つ目は「データ連携」です。これは、電子カルテと自動精算機・セルフレジを同じネットワークに接続して、患者情報・会計情報のやりとりを行う連携方法です。
患者ID情報をもとにバーコードやQRコードを作成し、そのバーコードやQRコードを自動精算機・セルフレジで読み込むことで、電子カルテ上にある患者情報・会計情報と連携させる仕組みです。

データ連携のメリット

・金銭授受の簡易化、正確化
・「いつ」、「誰が」、「いくらを」、「何を使って(現金かキャッシュレス)」支払いをしたか分かる
・予約システムや会計案内システムなど医院の他システムとの連携が可能になる
・電子カルテ、レセコン上で未収金の管理がしやすくなる(レセコンの種類による)

データ連携のデメリット

・電子カルテ・レセコンから連携されない項目は、窓口で会計する必要がある（自動精算機の場合）

バーコード連携とは

2つ目は「バーコード連携」です。患者負担金額が記録されたバーコード又はQRコードが印字された領収書を電子カルテから発行し、それをセルフレジに読み込ませることで患者情報と連携させます。

バーコード連携のメリット

・金銭授受の簡易化、正確化
・診察券に患者IDのQRコード等を印字・貼付する必要がない

バーコード連携のデメリット

・「誰が」会計を行ったか記録されない(締め作業の時などに影響あり)
・電子カルテに都度、精算完了の入力を行う必要がある
・領収書・明細書を窓口で手渡しする必要がある
・領収証にバーコードが印字されている場合は、精算完了前に領収証が発行される

まとめ

改めて、連携方法ごとの特徴とメリット・デメリットをまとめてみました。

電子カルテ・レセコンとの連携方法によって、できること・できないことが異なります。
自動精算機・セルフレジを導入する際は、電子カルテ・レセコンとどのように連携するのか、しっかりと検討することをおすすめします。

弊社の自動精算機・セルフレジは95%以上のレセコン、電子カルテとの連携が可能です。
メーカーにより異なるとは思いますが、弊社の場合は電子カルテ・レセコンとの連携費用は、システム価格に含まれているためご安心ください。
※電子カルテ・レセコン側の連携費用は別途必要になる場合があります。電子カルテ・レセコン導入業者様にお問い合わせください。

弊社自動精算機「Clinic KIOSK(クリニックキオスク)」・セルフレジ「Clinic POS」は「データ連携」・「バーコード連携」どちらの方法でも実績があるため、導入後の運用方法までご提案可能です。

また、お使いの電子カルテ・レセコンによって利用可能な連携手法が異なりますので、お気軽にご相談ください。